寄付キャンペーンに寄せる想いとご寄付の使途 「安心できる社会」を一緒に広げませんか

リスママパンフレット写真

「聴く力」「話せる場」をすべてのママへ

「聴く力」で、子どもの人生は変わる、社会も変わる

「自己決定が人生の幸福度を上げる」そんな調査結果があります。(*1)

私は子どもの頃、母の顔色をうかがいながら育ちました。
自分で選ぶ経験がほとんどなく、自己決定の感覚を持てないまま自己肯定感の低い大人になりました。
だからこそ、自分の子どもには自由に選べる人になってほしいと思っていたのに、気づけば私も同じように「良かれと思って」自分の価値観を押し付けてしまっていました。

そんな私が子どもが4歳の頃「リスママ」と出会い、「相手に共感し、自己決定をサポートする聴き方」を学び、実践すると、少しずつ子どもの気持ちに耳を傾け、尊重できるようになっていきました。

たとえば、子どもが友だち関係で悩んでいたとき。
話を丁寧に聴き、状況を一緒に整理していくと、「今回は自分で言ってみる」「ここはお母さんから先生に伝えてほしい」など、自分で考え、必要なサポートを選びながら前に進んでいく姿をたくさん見ることができました。

そして驚いたのは、子どもの選択が、私の想像よりもずっと平和的だったこと。
「私が口出ししなくて良かった」と思ったことが何度もありました。

「自分で感じて、自分で選ぶ力」──それは子どもが幸せに生きる土台であり、やがて社会を今より優しいものに変える力になると、私は実感しています。

だからこそ、この「聴く力」を、もっと多くのママたちに届けたいと願っています。

「話せる場」は、心を整える居場所

自分で決めたはずの選択でも、悩むことはあります。
でも「自分で選んだんだから…」と身近な人には相談できずに一人で抱えてしまうことも多いもの。

私が「おはなしDAY」を利用し始めたとき、「自分で決めたことだけど正直しんどい」という弱音や葛藤をそのまま受け止めてもらったことで、20分後には胸の中がふっと軽くなり、視界が開けた感覚を7年経った今でも覚えています。
それは、これまでに感じたことがない自己受容感に満たされた瞬間でもありました。

現在、私がリスナーとして活動する中で、利用者さんから「ここで話せてスッキリしました」「また頑張れそうです」という声をいただくたびに、やっぱりこの場の大切さを実感します。

現在「おはなしDAY」は年間、約700件、リスナーはわずか10名弱。
全国に約700万人の母がいる(*2)中で、1年間に1回利用できる人の割合はたった 0.01%

残りの人にも、等しく利用の機会をとどけたい。
今の力を持ち寄って、誰もが聴いてもらえる社会を一緒につくって下さい。

話せる場をもっと多くの人に届けるには、リスナーの数を増やす必要があります。
リスナーが一人増えるだけで、年間100件の新しい枠・話せる場
が生まれます

ご寄付の使途

リスママの活動には、現在、年間、約100万円の固定費がかかっています。
システム利用料、広報費、経理スタッフ人件費など、最低限の維持に必要な金額です。

これまで11年間、講座事務・広報スタッフはすべて無償ボランティアで運営してきましたが、持続的に活動を続けていくのに限界がきています。

プラス200万円で

1.スタッフを有償・専任化して、活動を安定的に継続
2.有料広告を使って必要な人に情報を届ける
3.オンデマンド講座を開発し、誰でも「聴く力」を学べる環境を作る

これらが実現できます。

一緒に「安心できる社会」を広げませんか

「聴く力」「話せる場」は、母と子の関係を変え、子どもの人生をより幸せにする力になります。
その先には、きっと今より優しく、安心できる社会が広がっていくと信じています。

また「100人の応援団が集まる」ことが、全国に約700万人いる子育て中の母たちへの大きな応援になります。

継続的に、もちろん今回限りでも、応援いただけたら本当にうれしいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

寄付キャンペーンページ詳細・ご寄付のお手続きはこちら


*1 2018年、神戸大学の西村和雄教授と同志社大学の八木匡教授が行った日本国民2万人に対して幸福度のアンケート調査
*2 2024年総務省統計によると15歳未満の子どもの数は約1400万人。平均、子ども2人に1人の母と仮定。

  (注:おはなしDAYの利用要件は、子どもが小学生12歳までなのであくまで概算)



NPO法人リスニングママ・プロジェクト
理事・リスナー かとうひろみ

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